ジェイン・オースティンの映画
制作年 |
題名 |
監督 |
主演 |
その他 |
蛇足 |
1940 |
Pride
& Prejudice |
R.L.レオナード |
ダーシー(ローレンス・オリヴィエ) エリザベス(グリア・ガーソン) |
ハリウッド製映画、モノクロ、114分、米MGM |
第二次大戦中に米国へ『疎開』したA.ハクスリーの脚色、衣装は「風と共に去りぬ」風。 |
1971 |
Persuasion |
H.ベーカー |
アン・エリオット(アン・フェアバンクス)ウエントワース(ブライアン・マーシャル) |
英ITVテレビ、225分 ビデオ2部セット |
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1972 |
Emma 『エマ』 |
J.グレニスター |
エマ(ドーラ・ゴッドウイン) ナイトリー(ジョン・カーソン) |
英BBCテレビ、257分 NHK衛星で放映 |
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1980 |
Pride
& Prejudice |
C.コーク |
エリザベス(エリザベス・ガーヴィー)ダーシー(デビッド・リントウル) |
英BBCテレビ、259分 |
シャーロット・ルーカスを演じたI.Richardsは分別と多感(1985年)でエリノアを演じる |
1983 |
『マンスフィールド・パーク』 |
D.ジャイルス |
ファニー(シルヴェストラ・ラ・トウゼル) エドマンド(ニコラス・ファレル) |
英BBCテレビ、261分 NHK衛星で放映 |
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1985 |
Sense
& Sensibility 『知性と感性』 |
R.ベネット |
エリノア(アイリン・リチャースズ) エドワード(ボスコ・ホーガン) |
英BBCテレビ、174分 NHK衛星で放映 |
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1987 |
Northanger
Abbey |
G.フォスター |
ヘンリー・ティルニー (ピーター・ファース) キャサリン(キャサリン・シュレジンガー) |
英BBCテレビ、90分 |
P.ファースは高慢と偏見(95年版)のダーシー役コリン・ファースの弟 |
1995 |
Pride
& Prejudice 『高慢と偏見』 |
S.ラングトン |
エリザベス(ジェニファ・エール) ダーシー(コリン・ファース) |
英BBCテレビ、301分 |
コリン・ファースの人気沸騰。 900万人が最終回を視聴したという。 |
1995 |
Persuasion 『待ち焦がれて』 |
R.ミッチェル |
アン(アマンダ・ルート) ウエントワース(キアラン・ハインズ) |
BBC/Sony,104分 NHK衛星で放映 |
アンは旧作よりも成熟した性格として描かれている。メアリ・エリオットを演じるのはエマ・トンプソンの妹ソフィー・トンプソン |
1995 |
Sense
& Sensibility 『ある晴れた日に』 |
アン・リー (台湾出身) |
エリノア(エマ・トンプソン) エドワード(ヒュー・グラント) マリアンヌ(ケイト・ウインスレット) |
コロンビア・ミラージュ、劇場用映画、135分 日本でも公開、アカデミー脚色賞受賞(エマ・トンプソン) |
36歳のエマ・トンプソンが19歳のエリノアを演じる。三女マーガレットは原作よりもチャーミング。 |
1995 |
Clueless |
A.ヘッカリング |
エマ(アリシア・シルヴァーストン) |
パラマウント、劇場用映画 113分、日本未公開 |
1990年代のカリフォルニアの高校に舞台を移した青春映画、興行的には成功 |
1996 |
Emma 『ジェーン・オースティンのエマ』 |
D.ロウレンス |
エマ(ケイト・ベッキンセール) ナイトリー(マーク・ストロング) |
英メリディアン・A&E、120分NHK衛星で放映 |
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1996 |
Emma 『エマ』 |
D.マグラス |
エマ(グエネス・パルトロウ) ナイトリー(ジェレミー・ノーサム) |
ミラマックス、劇場用111分、日本でも公開 |
生粋の米国人パルトロウが演ずるエマ。 |
1999 |
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P.ロゼマ |
ファニー(フランセス・オコナー) エドマンド(ジョニー・リー・ミラー) |
ミラマックス、112分 オースティンのマンスフィールド・パーク、書簡、初期の日記に基づく。 |
ファニーは小説家志望、奴隷制度などの社会問題に興味を持つ人物として描かれ、オースティンをモデルにしたと言う。衣装も調度もかなり現代風。原作とも83年版とも違っていて、それなりに魅力的だが、興行的には失敗したといわれる。 |
2005 |
Bride & Prejudice |
不明 |
不明 |
インド、劇場用 |
独立後のインド社会は18世紀イングランドと共通点が多いという視点 |
2005 |
Pride & Prejudice 『プライドと偏見』 |
J.ライト |
キーラ・ナイトリー マシュウ・マクファディン |
2005年9月に英米、2006年1月に日本で封切られた劇場用映画 |
デーム・ジュディ・デンチがレイディ・キャサリン・ド・バーグを演じる 英国版と米国版は結末のラブシーンに差があるとして話題になる。 |
Pride & Prejudice は49年、52年、58年、67年にテレビ放映されている。最近ではヘレン・フィールディングがこの作品に基づき「ブリジット・ジョーンズの日記」を書き、ベストセラーとなった。映画化されコリン・ファースがダーシー役(役名も同じ)、ヒュー・グラントがウイッカム役を演じた。エマも上記ほか48年、54年、60年、60年、72年にテレビで放映、Persuasion は60年にテレビで放映。